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よしな友へ 男がケモノ 言葉たる わづかぞ思ふ よの気持ちをば

よしなともへ おとこがけもの ことばたる わづかぞおもふ よのきもちをば

この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば (藤原道長)

東京大学院の教授が収賄容疑で逮捕された。准教授も書類送検された。収賄の内容は記すのもはばかれる(私が正義の味方然としていうのではない。私もその者たちと同じ穴のムジナ・男なのです、恥ずかしい)。

淡々と 親守るふう さすが甲斐 

たんたんと おやまもるふう さすがかい

ふるさとや うまもがんたん いたすかお

故郷や 馬も元旦 いたす顔 (小林一茶)

午年2026年が明けた。子供二人が妻子を連れて来て、元旦の夜遅くまでの飲み、話し、楽しんだ。一茶の句は意味はともかく「いたす顔」が妙に気に入っている。

愛想止め 親と絆の 我すべて

あいそやめ おやときずなの われすべて

われときて あそべやおやの ないすずめ

我と来て 遊べや親の ない雀(小林一茶)

母を亡くし自分と同じ境遇の子雀よこっちで遊ぼうよ、と一茶の心優しい命への愛情。わたし喜寿77歳。子供から親になり爺に至る。今は亡き親の気持ちを慮ることが多くなった。禄を食(は)む時分の愛想も不要、今の私は幸福。

天はやれ 総理逃げるな 鬼退けと

てんはやれ そうりにげるな おにのけと

てにとるな やはりのにおけ れんげそう

手に取るな やはり野に置け 蓮華草

江戸時代 瀧野瓢水の作。野に咲いているから美しい、どうか摘まないで愛でて、という日本人の優しさを謳っている。鬼と名指しされたと思い込む国や人があるかもしれませんが特定の国を差している訳ではありません、多分。

及ばづも 和子とが小ばか 除け者ぞ 年を取るなよ 耐へ思ふ気持ち

およばづも わことがこばか のけものぞ としをとるなよ たへおもふきもち

このよをば わがよとぞおもふ もちづきの かけたることも なしとおもへば

この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば(藤原道長)

わこと(女房)からいつも小ばかにされ、のけもの扱いされる。あぁ年はとりたくない、耐え忍ぶことに限りますなぁ、ご同輩。

婿美形 おのずとフるや 富わずか

むこびけい おのずとふるや とみわずか# ふるいけや かわずとびこむ みずのおと

古池や 蛙飛び込む 水の音(松尾芭蕉)

イケケンでも甲斐性がなくカネがなければ女性の関心をひくことはない、そうだ。「男は金(かね)じゃねぇ」と息巻きたいところだが自らを鑑み反省、自重。

親も待て 訳あつて いつも言い訳

おやもまて わけあつて いつもいいわけ/// わけいつても わけいつても あおいやま

分けいっても 分けいっても 青い山(種田山頭火)

(季語もなし 5・7・5の俳句の常道もなし 44歳の寺男(てらおとこ)が自由な俳句をめざして流浪の旅に出た時の決意の句だそうです、親も言い訳したのかな?)

恋仲を 止めてくれろと つつ嘆く

こいなかを とめてくれろと つつなげく ●〇●めいげつを とつてくれろと なくこかな

名月を取ってくれろと泣く子かな(小林一茶)

(かぐや姫は帝や5人のイケメンの誘いを断りお月様に戻っていきました。分不相応な私はそれでも彼女に恋こがれてほしいのでありました)

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