肉離れ
庭で植木を除去中に転倒して右足を「肉離れ」、2週間経つ。痛くてトイレの際、ウサギ小屋の我が家が広―く感じる。
ところでこの2週間、自分がいかに他人に甘えているか遅まきながら分かった。掃除、料理(チンのみだが)、家庭ごみ捨て、廃品回収、庭の散水、浴槽掃除など一切しない。
昨年、癌で3か月入院した際、手術直後除けば風呂、売店買い物、食後片づけ、リハビリ、散歩などこまめに動いた。コロナ期であったこともあるが自立していた(と思う)。ところが今回は自宅療養ですべてしない。亭主関白 滅相もない。心の底に「助けてもらって当たり前」の気持ちが顕著なのだ。他人の好意に甘えている。
肉離れごときで死ぬことはないのに、である。入院時を思い出しきょうからピシっと「自律」生活しよう(と思う)。
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友人が「(老いて)人生の消化試合はまっぴらごめん、楽しいことはまだたくさんある」と書いている。やせ我慢でも負け惜しみでもない、のんべんだらりと残りの時間を過ごしては惜しいよ、と宣言・忠告している。もって範とすべし。