岸田さんの功罪

8月14日退陣表明する岸田文雄首相(NHKテレビから)

岸田首相が退陣表明した。様々な意見があるだろうが私見(〇は評価、△は問題点多いが評価 ×は赤点)です。

〇防衛費を5年計画で1.5倍増に。

〇日韓関係の修復

〇福島原発処理水の海洋放出  △定額減税

×安倍元首相の国葬強行「聞く耳」欠如

×旧統一教会の規制 友党に配慮し腰砕け

×拉致問題 一人も帰国させられなかった

×裏金問題 あいまい法案成立

×賃上げ 一般中小企業に不健全しわ寄せ

×対中露北 あまりに節操に欠けたハト派

それぞれの詳細は省くが、世論調査の支持率の長期低迷2割台、の原因は上記の出来、不出来の問題ではない。首相自身の確信こめた発信の声が希少だったことだ。

「この国をどのようにして行きたい」「国民が望んでいる姿は何か」「国民に嫌われても、やらなければいけないことは進める」この姿勢が欠如していた。会見ではいつもメモから目を離さない、安全運転なのだろうが、これでは国民に首相の本意は伝わらない。

政治への国民の目は厳しい。次期総裁をめざす人、なる人は「生半可な気持」ではダメだということを肝に銘じるべきだ。現状「無党派層54%」の現実を深く考えれば、いつまでも安楽政治が続く保証はない。

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