山田堰を訪れた

長さ約180mにおよぶ石畳の堰(国道側から写す)
山田堰の概略図(朝倉市HPから)

  筑後川の水を農業用水として利用する山田堰(やまだぜき)を再訪した。前回は文明機器のない江戸時代の大河に大がかりな石畳を築造した知恵を見るため。今回は山田堰をヒントに荒野のアフガンを肥沃な土地に変えた故中村哲医師の“眺めた位置”を確認するため(といえばカッコよすぎるけど)。

 初秋、とうとうと流れる筑後川の堰が蛮行に嘆き泣いているようにみえた。故人の功績を称え2020年に建立した記念塔が空しく墓碑に感じたのはボクだけだろうか。

謂(いわ)れなき血しぶきに泣く石畳

「濁流に沃野夢見る河童かな」故中村哲医師の記念碑

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