世論調査を調査する

 「次の総裁に誰がふさわしいか」石破、高市、小泉、河野氏らに順位をつけ報道するーーー

 読売や朝日新聞などの世論調査だが、今や衆参とも過半数を割る自民党に次の総裁に誰がいいか?はナンセンスではないか。第一党だからトップ(首相)になれる時代は諸外国もそうだが過去の話になりつつある。

 調査は新聞社が自民党内の政治家数人を選んで、その中から選ばせる。経歴、実績、人望、指導力、方向性などの選択基準も示さずにである。ジャリタレの推し投票と変わらない。この世論調査はメディアの「世論操作」「広報」と言われても仕方ない。

 これは新聞社が首相の適材を見つける力がない証左でもある。百歩譲ってその力がなくても首相に意見・進言・諫言(かんげん)する力まで失う新聞社になっては困るということ。

世論調査を調査する” に対して3件のコメントがあります。

  1. 江上 より:

    仰る通りだと思います。政治家もマスコミも、もっと頑張って欲しいです。

    政治家は理念が大切だと思います。
    亡くなった安倍首相が常々言っていた
    外交政策では「自由で開かれたインド太平洋」
    経済政策では「失業者を最小化する」

    岸田・石破になってからは
    外交は「民主主義を無視した中国を重視」
    中国は経済破綻したが、なぜ不良債権処理をしない?

    経済は「民間頼りで、給料上げと言うだけ」
    石破は、なぜ経済政策を打たない?

    1. yoshihara より:

      経済政策打たない、ではなく打てない、のです。「給付案」は自滅、減税は財務省が怖い、関税・手取り増も民間任せ。総理のイスだけ他人に任せない(笑)。笑えないのは台湾有事を前に総理の危険な軸足、これが心配です。

      1. 江上 より:

        『経済政策打たない、ではなく打てない、のです』

        情けないですが、まさにそうなのでしょうね。
        国民の多くが危機感を感じているはずなのに、次の首相候補は小泉とか、岸田の再登板とか・・・。マスコミはしっかりして欲しいです。

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