コンテンツへスキップ
ナビゲーションに移動
隣の娘(こ)ニヤけてちよい見 派手に無視 違いざますよ 俺の気弱さ
となりのこ にやけてちよいみ はでにむし ちがいざますよ おれのきよわさ
きみがよはちよにやちよにさざれいしのいわおをなりてこけのむすまで
君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで
「君が代」2弾目。詠み人しらず。今回は畏れ多くもちょっと柔軟(じゅうなん)な1首にアナグラム。えぇ作者の私 十男(じゅうなん)で、自由(じゆう)なんです。
さざ波が既に除(の)きしに令和親よちよちの子今は無理と避(よ)けて
さざなみがすでにのきしにれいわおやよちよちのこいまはむりとよけて
きみがよはちよにやちよにさざれいしのいわおをなりてこけのむすまで
君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで
「君が代」も和歌だそうです。詠み人知らず。1200年もの長きを経て国歌として詠まれる、世界に類を見ない国歌だそうです。好むと好まざるに凄いこと。このアナグラムは昨今の甘すぎる親を叱ったのですが……。
声嫌み 子細に見せる 皺の数
こえいやみしさいにみせるしわのかず
しずかさやいわにしみいるせみのこえ
閑さや岩にしみいる蝉の声 (芭蕉)
ビューティーサロンで意外とよくある話。「皺の多いの分かってます」と言いたいよね。奥の細道の中でも秀吟の詩を”傷つけて”しまいました。
花のある嫁をなじるな年老いて墓場世話するふう鬼心地
はなのあるよめをなじるなとしおいてはかばせわするふうおにここち
こちふかばにおいおこせようめのはなあるじなしとてはるをわするな
東風吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな(菅原道真)
最近は仲の良い嫁姑が多いようです。いつまでもそうありたい、誰も来た道、行く道ですもんね。

こげな夏止めてくれろと句(苦)を追加
こげななつとめてくれろとくをついか
めいげつをとってくれろとなくこかな
名月を取ってくれろと泣く子かな(小林一茶)
こんな暑い夏を止める方法はないのか、1句ひねろうとしたが暑くて「苦」になった。
愚かにぞ能登に通さぬ銭カネは戻ぬる空き家見えど決めかね
おろかにぞのとにとおさぬぜにかねはもどぬるあきやみえどきめかね
あききぬとめにはさやかにみえねどもかぜのおとにぞおどろかねぬる
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かねぬる(藤原敏行)
能登の復興いまだ遠し、帰りたい我が家だが心迷う日々

止めどなく暑さ我が燃ゆ艶のもの
とめどなくあつさわがもゆつやのもの
なつくさやつわものどもがゆめのあと
夏草や兵どもが夢のあと (芭蕉)
猛暑に負けず自分の意気発奮と思うのも艶がある生き方よ/
惑う世にあの子産みさわやか新た
まどうよにあのこうみさわやかあらた
あらうみやさどによこたふあまのかわ
荒海や佐渡に横たふ天の川(芭蕉)
大リーグ大谷翔平夫妻に赤ちゃん誕生。やたら近頃世界を振り回す米国から朗報。

あぁ又さわやかに酔ふの恨みどこ
あぁまたさわやかによふのうらみどこ
あらうみやさどによこたふあまのかわ
荒海や佐渡に横たふ天の川(芭蕉)
七夕の夜、気の合う仲間と盃をかわす。世のイヤな事どこへやらだ。
PAGE TOP