認知症予防教室

74歳の妻が週1回の「認知症予防教室」に通っている。「教室」とは名ばかりなのだが、それが羨ましいくらい楽しそうなのだ。
4年前に近所の奥さん3~4人が話し合って始めたらしい。女性ばかり昼食後に約3時間、地区の集会所で脳トレクイズや脳トレ体操をする。
口伝えで広まったのだろう今はメンバー14~15人。一番若い70歳含め70代は5人、他は全員80代、最高齢は89歳だそうだ。
ご主人は亡くなったり、施設入居あるいは入・通院、自宅療養、炬燵の守、など色々事情が違うため出席はお任せ自由。ご主人の用ある時は当然休む。
「昨夜はよく眠れた~。きっと笑ってすごく話したからかもね」と教室に行った翌朝、妻が言う。なぜか「生き生き、元気」なのだ。
私には、これがない。定年退職後の男連中はほとんどそうかもしれないが、まこと羨ましい。
家族とは別に、気心の知れた仲間と談笑する楽しさは格別ですね。
私もそんな友人が一人欠け、二人欠けといなく成り寂しい限りです。
老人の生活なので、これが当たり前なのかもしれませんね。
1人また1人と欠け「残る者の孤独」が募ります。特に男という生物は弱いですね。